BMWi3 燃費・口コミ評価

BMWi3 燃費・口コミ評価 《コンパクトカーランキング》

BMWi3

BMWと言えば、「駆け抜ける喜び」をキャッチフレーズとし、走行性能に拘った車を製造するメーカーとして知られますが、そんな同社が初めて市場に送り出したEVが、「i3」です。昨年欧州で発売され、この4月から日本でも販売が開始されました。i3は、4人乗りのハッチバック車で、全長4,010mm×全幅1,775mm×全高1,550mmという比較的コンパクトなボディを持ちます。ほぼ同クラスのEVである日産リーフと比較すると、全長が40cm程短く、全幅と全高はほぼ同じというディメンションになっています。リーフも含む通常のコンパクトカーと異なり、敢えて4人乗り仕様とした点に、とにかく一人でも多く乗れた方が良いという考え方とは真逆の、リッチな設計思想で見て取れます。

 

i3のエクステリア・デザインは、とにかく斬新で、近未来を舞台にしたSF映画にでも登場しそうな雰囲気があります。決して流麗なボディラインではなく、異形のものと言える程ゴツゴツした造形にした点に、新しいモビリティーを創造しようというBMWの意欲が見て取れます。それでいて、フロントマスクにはちゃんとキドニーグリルが採用され、BMWとしての記号性をしっかり確保しています。又、インテリアも、近未来的な造形とモダンな色使いのダッシュボードやシートなどが、他の車とは異なる独特のムードを醸します。エクステリア程アヴァンギャルドではないものの、インパクトは十分です。そして、そんな内外装のインパクトに負けず劣らず素晴らしいのが、動力性能です。搭載されるモーターの性能は、最高出力125kwで、リーフの80kwを5割以上も上回ります。しかも、ボディにアルミやカーボンファイバー素材を多様した為、車両重量はリーフよりも200kg程も軽い1,260kgに抑えられているので、パワーウエイトレシオはリーフを遥かに凌ぎます。そうしたスペックの卓越は、実際のパフォーマンスに如実に顕れており、0-100km/h加速は7.2秒と、立派にホットハッチと言える水準です。ちなみに、リーフは11.5秒ですから比較にならず、正にBMWの面目躍如たる性能です。

 

一方、一充電当たりの航続距離は、229kmと、リーフと同程度の水準に留まります。クラスは違いますが、テスラ・モデルSのように500km近い航続距離を実現した車種が存在する事を考えると、もう一頑張りして欲しかったところです。しかし、そうしたニーズに応える為に、ちゃんとレンジエクステンダーというオプションが用意されています。これは、同社のモーターサイクル用650cc2気筒ガソリンエンジンを発電用として搭載し、航続距離の増大を図ったもので、約300kmまで延びています。この数値だけを見れば、大した差ではないと感じますが、EVと異なりガソリンスタンドで給油を繰り返せば、通常のエンジン車と同様何処までも走って行けるのですから、利便性は天と地程の差があります。その代償として、車両重量が130kg重くなる為動力性能が低下し、0-100km/h加速は7.9秒となります。とは言え、これでもコンパクトカーとしては十分に瞬足ですし、航続距離の制約がなくなるメリットの方が遥かに大きいので、本命はこちらと言えそうです。価格は、EV仕様が499万円、レンジエクステンダー仕様が546万円で、47万円の差がありますが、国の補助金制度を利用すれば、その価格差は12万円まで縮まります。しかし、いずれにしても日産リーフが280〜360万円程で買える事を考えると、高価な買い物になります。現状では、大衆向けの車とは言い難く、新しい物好きのエンスー向きの車種と言えます。

 

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BMWi3 主要データ

JC08モード燃費

全長(mm)×全幅(mm)×全高(mm)

最小回転半径

-(電気自動車)

4010×1775×1550

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